影森駅 - 秩父太平洋セメント専用線
- 2006/09/01
- 00:00
影森駅 - 秩父太平洋セメント専用線 |
貨物輸送が今なお現役の秩父鉄道。セメント輸送が終わってしまった現在でも、石灰石輸送が活発に行われていて、影森駅・武州原谷駅から三ヶ尻駅まで、自社線内専用のヲキと呼ばれるホッパ車を電気機関車が牽引しています。今回は、影森駅から秩父太平洋セメント三輪鉱業所のホッパーまでの専用線をレポートします。 |
影森駅からホッパーまでの引込線は電化されており、秩父鉄道の電機がそのまま乗り入れてきます。入換扱いなので操車さんが添乗していますが、手旗で入換合図をしてますね。「やわやわ~とまれとまれ」の手旗の入換合図を見ながら実際の入換作業を眺めてるとなかなか面白いです。 鉱業所に到着すると、電機は貨車を解放して側線に逃げます。そしてスイッチャーにバトンタッチ、ものすごい排煙を上げながらホッパー車を荷役線へと持って行きます。スイッチャーが出てくるのは、このバトンタッチのときだけみたいです。 「ゴロロ…」とホッパーから積み込みの音が聞こえるなか、荷役完了をのんびり待つこと30分弱。石灰石を満載して三ヶ尻駅のセメント工場へと秩父路を駆けていきます。 |
▽備考 ・影森駅発着列車は5本ほど設定されていますが、実際の運転は荷主側の都合に大きく左右されているようです。 ・専用線には踏切がなく、特に汽笛もならしていないようなので、突然やってくる列車にはくれぐれもご注意を。 |
▽関連コンテンツ(このブログ内の他のコンテンツにリンクします) 石灰石輸送 > 西濃鉄道 |
▽関連サイト(別ウィンドウで外部サイトへリンクします)
とまれみよ > 貨物口 > 「秩父鉄道」 |
スポンサーサイト